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ONDOの活動

【三木町】医療従事者のためのコーチング研修

2022.12.01

香川大学医学部附属病院 様

講師:株式会社ONDO 代表取締役 谷益美


日時:11月15日 13:45-16:45

参加:看護師43名

看護師歴2年〜10年の若手、中堅看護師の皆様と一緒にプリセプターとしても必要なコーチングについて学びました。

プリセプター制度とは、新人看護師(プリセプティ)に対して、先輩看護師(プリセプター)がマンツーマンで指導する制度で、日本の多くの病院で導入されています。

 

研修概要

・プリセプターに向けての心構え

・簡単なコーチングのやり方

・聴き上手になる7つのポイント

・褒め上手になる「Iメッセージ・YOUメッセージ」 など

 

受講者のご感想

・コーチングでは「聴く」の重要性を改めて学び、ただ聴くだけではなく、聴くためにも技術があることを知った。聴くときは相手の立場に立って解決できるように支援していきたい。また、相手のことをしっかり観察し、良いところを十分本人に伝えられるように意識していきたい。

 

・コーチングとは何かという基本から具体的にどうすれば良いかと実際に同僚相手に話してみることで理解を深められることができた。日々、何気なく行なっていることを今回の研修で根拠づけて学び直すことができたように思う。また、聴く態度を観察する時間には、観察する対象が先輩であり、たくさん学ぶことができた。今後の看護や新人育成に役立てていきたい。

 

・プリセプターとして後輩に指導していく際には後輩が自主的に考えることや、その考えを発信できるようにコーチングすることが重要であり、単に一方的に教えるということではないため技術が必要だと感じた。また普段、他の看護スタッフや患者さんと話す時にも話を聞く場面はたくさんありますが、チェックシートを使用しながら自分の聞く態度を振り返った時に他のことをしながら聞いていたり、間で口を挟んでしまうことがあるため注意しようと思いました。

 

・自分がしてもらって嬉しかったことを今後のプリセプティーにはしてあげたいと考えていたが、人によって感じ方は違うということを改めて今日の研修を通じて気づくことができた。相手のタイプなどを観察して人と関わっていくようにしたい。

 

・来年度からプリセプターを担当するかもしれないという状態で、コーチングを学べて良かった。多くのグループワークを通じて、共通する思いとして「後輩を支えていきたい、力になりたい、好かれたい」という気持ちが全員にあることをしれたのもホッとしました。教えてもらう立場から教え、導く立場に変換していく時期で、今回の研修が大きな励ましになりました。

 

・実際に今年度プリセプターとして活動していて、声かけや自分で考えてもらうための質問の仕方など、どのようにしたら良いか迷う時がある。今回の研修で自分の思考を広げる質問の仕方や深める質問の仕方など教えていただく機会もあったので、今後のプリセプティとの関わりの中で活用していきたいと思った。

 

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