【高松市】哲学対話と間伐の話とヒノキたまごづくり
日時:2月18日(日)10:00〜12:00
ファシリテーター:株式会社ONDO 石原晴子
みどりとのふれあいを通して、みどりに対する理解を深めるため、香川県と森林ボランティアが協働で取り組む「みどりの学校」では、子どもから大人まで、みどりに関する「体験」「学習」「実践」ができる様々な講座を開催されています。
今回は、高松市の木工教室「癒楽木」と共に、哲学対話の体験講座を初開催いたしました。
まずは、みどりの学校についてや、香川の里山についてのお話をお聞きしました。
そして、ヒノキたまごみがき。
2種類のヒノキたまごをご用意いただきましたが、参加者の殆どがゴツゴツした方を選んでいました。
黙々とひたすら集中して磨きます。。。
ヒノキたまご磨きをしながら、哲学対話の時間へ。
手に伝わる木の感触や温度、匂い、磨く音、、、五感をフル活用しながら、考え、対話をしていきました。
対話のテーマ「木はあたたかい?つめたい?」
あたたかく感じるのはなぜ?それはね。。。
つめたく感じるのはなぜ?それはね。。。
と、テーマの言葉から出てくる問いについて話が始まり、
木には意思がある?
木はなぜ余っているの?なぜ?
それは困ること?誰が?
間伐材にも役割がある?それは何?誰が決めた?どうしてそう思う?
それぞれの経験から得た森林や山についての学びが対話の合間に差し込まれ、頭で考え、手を動かしながら、沈黙の時間も必然と感じる素敵な対話の時間となりました。
参加者のご感想
・忙しい日々の中で、ものを作ったり、生き方について語ったりする時間を大切にしたいなぁと改めて思いました。
・哲学対話をしながらゴツゴツギザギザしたヒノキたまごが柔らかくツルツルになるのが楽しかった。
・あっという間の時間でした。皆さんの木の思い出や木に対する思い、知識が聞けて良かったです。
・ヒノキの香りを嗅ぎながら、対話が自然と進みました。また、日本の林業のことを考えるきっかけになりました。
・初めての参加でしたが、入りやすい講座で楽しむことができました。
・素敵なコラボをありがとうございました。癒しと刺激をいただき大満足の休日となりました。