【高松市】せとうち哲学 in TALK SALON ONDO
日時:1月27日(土) 14:00〜15:45
ファシリテーター:石原晴子
「やっと都合があって参加できました」と仰る初めましての方、「久しぶりに深く考えたくて参加しました」という方、毎回参加してくださる方と一緒に対話していきました。
初めは、皆さんで「問いだし」から。
「他人と比べることはいけないことなのか?」「失うってどういうこと?」など様々なテーマが出された中、今回の問いに選ばれたのは。。。
テーマ「人は自分自身を律することができるのか?」
そもそも「律する」ってなに?と本質を問い深めていったり、出来ないと思うから「出来るのか?」と問いが出てきた背景について深めてたり、「人」を「子ども」「クマ」「生徒」に変えたらどうなのか?と、思考を飛ばしてみたり、
いろいろな問いが対話の中から出てきて考えが深まりそうになったり、時には離れていったり。
経験を掘り起こすことが意外と難しい問いで、モヤモヤした時間でもあり、モヤモヤを持って帰った時間でもあったようです。
対話の後の労いタイムはリラックスした対話の延長戦や、それぞれの活動についてなど肩の力の抜けたお喋りを楽しまれていました。
参加者のご感想
・とても居心地良い場で、初めての哲学対話でしたが、じっくり心温まる時間になりました。また、一つのテーマについて知らない方とも対話できる喜びを知ることができました。
・石原さんのファシリを見ながら振り返ること多数。深めるとは、なぜそう思うのか、と問うことだなぁと思った。それぞれの「なぜ」が深まりを産む。そこにもっと自分はコミットする必要があると思った。
・ポイントを絞った思考にならず、久しぶりに濃いモヤモヤのまま終わりました。言葉をいかに深く考えずに使っているかを意識するきっかけになりました。人には理性があるけども、やはり欲望に負けることもあるのだと思う。その葛藤が生きているということなのかなと思いました。
・律することに目をむける面白い視点だなと思いました。モヤモヤが心地よく、またあるときに考えが呼ぶのかもしれません。が、今の頭の中は律することが生きる上で普遍のテーマなのかもしれないと感じました。安心して対話することができました。
・初めての参加で年齢層が若い方ばかりだとどうしようと思っていましたが、意外と年齢層高めで驚きと安心しました。テーマがどれを選んでも難易度高めでしたね。
・深く考えさせていただきました。ありがとうございました。
◎次回は、
2/17(土)高松市国分寺町「惠ん結び」さんで麹ランチ付き こちら
2/18(日)高松市春日町「癒楽木」さんで間伐材の話を聞いた後、ヒノキ卵を磨きながらの哲学対話 こちら