【高松市】ファシリテーション実習
せとうち観光専門職短期大学 様
講師:株式会社ONDO 石原晴子
せとうち観光専門職短期大学 様は、2021年4月に開学した、観光分野の知識や技術を学術、実務の両面からバランスよく学ぶことができる3年制の「専門職短期大学」です。
この度、ファシリテーション実習の講師として弊社 石原が全15回の授業を行いました。
学習概要
時代の変化とともに変容してきたリーダーシップのスタイル。指示・命令する「トップダウン型」のリーダーシップに加え、チームメンバーから意見を引き出しコンセンサスを取る「ファシリテーション型」のリーダーが求められるように。本実習では、相手の思考と行動を促すコミュニケーションスキル「コーチング」とチーム活動や会議運営を促進する「ファシリテーション」について、組織を活性化するための人材戦略の上でどのように活用すべきかを実践的に学ぶ。
・コミュニケーションとは何か
・ファシリテーションの基礎知識
・聴く力を磨く
・ディスカッション実践 アイスブレイク、様々なフレームワーク など
地域で活動するゲストをお迎えしたり、市内でフィールドワークを行い、地域と観光について実践的に学びました。
ゲスト:公益財団法人たかまつ讃岐てらす財団 代表理事 大美光代さん
学生の感想・今後に向けて
・何度も授業でファシリテーターをしたので自信を持つことができた。今後の学校生活や卒業後でも活かしていきたい。
・今までなんとなくグループワークやミーティングに参加していたが、今回の実習を通して、意見をまとめる力、プレゼン力が養えたと感じている。今後もこの学びを意識して実践したい。
・グループワークが殆どだったことでファシリテーターの重要さに気づくことができた。就活などの面接でグループディスカッションがあった時、入社してからの初対面でのアイスブレイクの進め方など色々これからの人生で使うことが多いものを学べて、とても役立ちそうだと思った。
・人見知りなためグループで発言したり意見を求めるのが苦手で相手の意見を優先することが多かったが、この授業を通してひとりひとりが伝えることはグループでの意見をより良くしていくものだと知り、自分から発言したり、周りの意見を少しずつ求めることができるようになった。社会に出ても周りに流されるのではなく、自分から話し合いに参加し、チームに貢献することができるようにしたい。
・ファシリテーションという言葉を知り、聴くこと、話すことも大事だけれど話を回す役割も大事だと強く思った。
・人に意見を伝えることの怖さがなくなった。上手に話すためのテンポや意見をまとめるための立ち回り、整理の仕方など、今後の授業でもうまく取り入れたい。自分と違う意見を受け入れながら、より楽しく広い視野を持って、実習先でも活かしていきたい。