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ONDOの活動

せとうち里海プロジェクト始動!

2024.06.05

先日、「かがわ里海づくりパートナー」登録したことをご報告いたしましたが、この度、新たなプロジェクトが始動!

かがわ里海大学と連携し、里海づくりに関わる人、興味関心を持つ人たちをつなげる情報発信のポータルサイト「せとうち里海プロジェクト」の運営を行うことになりました。

プロジェクトの発起人である弊社代表 谷益美に、里海づくりについての想いを聞きました。

 

−−−かがわの里海づくりがスタートしたのは2013年の「かがわ里海ビジョン策定」から。その後、さまざまな調査活動やシンポジウム、ワークショップの開催を経て、里海づくりに関わる人材育成の場である「かがわ里海大学」の開校と続き、この11年で仲間も増え、多くの活動の輪が広がってきました。谷さんが「里海づくり」に携わるようになったきっかけは?

 

谷 「かがわの里海づくり」は、この人がいなければ始まらなかった!と言える、大倉さん(当時の環境管理課の職員さん)に、地域の環境に関する集まりのファシリをやってもらえませんか?とお声がけいただいたのが最初だったと思います。それから、もうなんだかんだと10年くらい関わっていますね。そこで、かがわガイド協会の小前さんや松野さん、森田さんと出会い、人材育成と交流の場である「かがわ里海大学」のベースを作っていきました。

 

−−−谷さんが独立開業されて10年くらいの出会いだったのですね。

 

 そうですね。元々、私自身は全くアウトドアな人間ではないので(笑)見るもの、聴くもの、全てが新鮮でした。また、それまであまりお仕事ご一緒することがなかった行政や地域の方との場づくりの機会をたくさんいただき、とても勉強になりました。私もある意味、「かがわの里海づくり」に育ててもらった人間だと思います。

 

−−−「かがわ里海大学」の講師も担当されていますが、印象に残っていることはありますか?

 

 まず、こんなに海の活動をしたい人がいるんだ!と新鮮でした。環境活動って使命感を持って熱心に活動されている人が多いというイメージでしたが、かがわの里海づくりに関わっている人たちは、とにかくみんな楽しそうにやっていますね。もちろん、皆さん真面目に取り組んでいるのですが、楽しみながら前向きにやっているからこそ続けられるし、そんな姿に周りも影響を受けて、どんどん活動の輪が広がっているんじゃないかなと思います。

 

(海ごみリーダー交流会にて。幅広い年代、職種のメンバーたち)

 

−−−今回、ポータルサイトを開設しようと思われたきっかけは?

 

 かがわ里海大学協議会のメンバーとして運営委員会に参加しているのですが、常にイベントの集客やPRが課題という話がでるので、情報をまとめる場を作ろうと。ただし、行政主導でやるにはいろいろ制約がある。自由度が高いポータルサイトを作って、いろんな人が投稿し、情報をゲットできるようにすれば、さらに里海づくりの輪が広がるのでは。。。と。せっかく面白い活動をしていても、興味を持っている人に届かないのはもったいない。海と山は川や里を通じて繋がっているということを里海づくりから学びましたが、人と人を繋ぐ役割をこのポータルサイトが担えればいいなと思っています。

 

−−−私も「里海ガイド」として活動していますが、活動内容やイベントを案内できるサイトがあるのは、とてもありがたいです。

 

 そう言ってもらえると嬉しい(笑)なかなか私自身はビーチクリーンアップなどに参加できていないことが少し気がかりではあったのですが、こういった「場づくり」のお手伝いをすることが「かがわの里海づくり」の応援になればと思っています。ぜひ、里海ガイド、ファシリテーター、海ごみリーダーの皆さんにはうまく使っていただきたいです。トップページにインスタグラムのリンクがありますが、「#せとうち里海」のハッシュタグがついている記事を一覧で見られるようになっています。もちろんポータルサイトに、どんどん記事をアップしてもらいたいですが、まずは投稿にハッシュタグをつけるところからでも活用してもらえれば。

 

−−−「せとうち里海プロジェクト」への期待を!

 

 このサイトづくりは、株式会社ゴーフィールドさんと一緒に行いましたが、会長の森田さんはじめ、社員さんには海ごみリーダーがいたりと「里海」のことを熟知している人たちが愛を持ってデザインしてくれました。香川だけでなく、瀬戸内エリアでの交流が広がるようにと想いを込めて名付けましたが、ゆくゆくは「せとうちから世界へ」 里海が豊かな未来を作ってくれることを願っています。

 

せとうち里海プロジェクト  こちら

インタビュアー/岡 加依子

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