【高松市】せとうち哲学カフェ in 惠ん結び
日時:5月25日(土) 10:00 〜13:00
ファシリテーター:株式会社ONDO 石原晴子
「縁結び」の場として一軒家をリフォームしたレンタルスペース「惠ん結び」での哲学カフェ。
今回は、いつも参加してくださるメンバーに加え、初参加3名をお迎えしました。
初参加の方のお声
・自分の価値観とは違ったお話を色々お聞きできたらと思っています。
・お友達の紹介で参加します。こういったお話会は初めてなのでドキドキですが、日常生活をより楽しく過ごすヒントが見つかればいいなぁと思っています。
まずは、フィロソフィーネーム(この場で呼ばれたい名前)と今の気持ちを語る簡単な自己紹介からスタート。
過干渉の親との関係性を振り返り、そこに何があるのか考えてみたい。という参加者から出てきた問いに決定。
「子供の頃の親との関係は?」
という問いから親に対しての経験やそこからの気づきだけでなく、時には兄弟姉妹との違いや気持ち、それをどう受け止めているかの話に展開し、新しい問いが生まれ対話が進みました。
・これまでの経験の意味は?
・「時間をかけてわかっていくもの」の時間の意味とは?
・「抱えた傷」の正体は?
・気持ちが癒えた時にすっぽり空いた穴が埋まると思うが、その穴とは?
後半は、「関係は作るもの?育つもの?育てるもの?」という言葉についてのそもそもの意味や解釈についての「問い」に出会うことで、これまで考えていなかった思考の方向に矢印が向いていった模様。
最後には「反対は?」の問いかけのキーワードで自分の経験について考えてみたら、思いもよらなかった深い考えに気付いていったようでした。
対話の後のランチは、恒例の惠ん結びオーナー りえさんの手作り麹料理。
食後のデザート&おやつを食べながらのアフタートーク。
豊かな時間が流れていました。
参加者のご感想
・一人ひとりがしっかり考え、お互いの話をしっかき聞くことができ、気づきもたくさんありました。
・スムーズに進行していただけ安心して参加できました。そして、参加者の皆さんの何を発言しても大丈夫な雰囲気にも助けられ、思ったことを言葉に出せて楽しかったです。
・「反対は?」「立場を変えたら?」発想を変えれば違う気づきがある。とても面白く有意義な時間でした。
・テーマの親子関係はずっと引っかかる部分だったので、皆さんのお話がとても興味深かったです。正解はないからこそ悩み迷う。それぞれいろんな子供時代を過ごされてきたのだなと勝手に想像して親近感が沸いています。後半の関係とは作るのか育つのか、という問いかけが今まで考えたことがなかったのでハッとしました。改めて考える機会をもらえて嬉しいです。まだまだ深めていきたいと思います。
・許された環境下で平等に安心して話ができること自体がケアになることを体感できました。私もそういう場所を創っていきたいと思いました。
・ファシリテーターの石原さんがおっしゃった「関係は作るものなのか育むものなのか」にハッとさせられました。誰一人同じ経験はありませんが、私の糧となり自分の親との関係も見直せました。
・親子の関係という身近なテーマでしたが「自分の親」「自分が親」という二つの関係を客観的に眺めることができて色々気づきがありました。作る、育てる、などのもう少し突っ込んだ言葉の解釈も考えたいなと思います。今日も参加してよかったです。
次回、惠ん結びでの開催は 8/24(土)です。
お申し込みは こちら から