【三豊市】問い合い、考えを深め合うために
日時:10月4日(水)15:00〜16:25
場所:三豊市立高瀬中学校
講師:株式会社ONDO 石原晴子、丸亀高校 島田修作先生
12月に実施する「人権集会」に向けて、ファシリテーターとして安心して対話できる場づくりや問いかけ方法など、ファシリテーター役の生徒、並びにその場をサポートする先生方の役割や声掛けについて、哲学対話の手法から学んでいただきました。
「お金で本当に幸せになれる?」というテーマで、実際に哲学対話を行い、ファシリテーターの声掛けや関わり方も体験していただきました。先生同士での対話は、貴重な時間となったようです。
研修後には早速、人権集会のファシリテートを務める生徒に還元を始め、12月に向けて対話の場づくりの準備に取り掛かられたようです。
参加者のご感想
・今日のグループでの対話は楽しかった。それは安心できる仲間で構成されたグループだったからだと思います。生徒たちにも、このような心地よい集まりで安心して対話できる環境での実践を体験させてあげたいと思いました。対話を通して思考を深めるということは、社会で必要な能力だと思います。
・「哲学対話」というものが何なのか言葉さえ知らなかったが、実際に体験するうちによく分かった。実際は質問の意図するものをしっかり考えてファシリテートしないと話が深まらないし、対話が止まってしまうので、しっかり考えてからファシリテーターの役目の補助ができたらいいなと思います。
・ファシリテーターのスキルを意識しながら研修に参加できました。教師の共通体験により、共通理解&連携への意識が高まったように思います。
・哲学対話を実際にやってみて脳が活性化しました。質問を考えるのは意外と難しいけど、その人のことが詳しく知れて楽しかったです。また、お題に沿って深まるように進めていくやり方を学ぶことができました。
・哲学対話というのは初めて聞いたのですが、問いあうことで深まるというのが実感できました。特に今は検索すれば何でも答えが出る時代なので、なおさら問う力が大切だという言葉が印象に残りました。また、ファシリテーションについては、色々な問いかけの視点を用意しておくことが参考になりました。
・ファシリテーションの概ねのポイントが分かりました。子供達に体験させてあげたいことや授業に活かせそうなこともありました。